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東京新宿と大阪間の移動を夜行バスで考えてみる
東京と大阪の移動にはいろいろな手段がありますね。
電車に飛行機、高速バス(昼行・夜行バス問わず)に自動車です。
移動する人数にもよりますが、2人以上の移動であれば、コストパフォーマンスを考えると自動車がベストでしょう。
電車や飛行機と比べて時間こそかかりますが、高速料金やガソリン代は移動する自動車1台にのみになりますから、4人の移動や旅行であれば自動車が断然有利です。
一方時間の面でのメリット、いわゆるタイパを考えると新幹線を用いた電車移動や飛行機での移動が優れています。
どちらが優れているのかという点については、東京と大阪というだけでは判断がつきかねる要素があります。
東京と大阪の移動であれば、利用する空港はそれぞれ羽田空港と伊丹空港となるのでしょうが、その空港までの移動時間や移動手段も考慮する必要がでてきます。
例えば東京の丸の内や品川から新大阪への移動であれば、新幹線を使った電車移動がベストになるのでしょう。
しかし東京でも蒲田あたりから、大阪の伊丹や豊中、吹田付近への移動となると飛行機移動が望ましくなります。
電車に飛行機、それぞれにメリットがありますが、その間を取るといいますかいいとこどりといえる手段が高速バス、特に夜行バスといえます。
東京と大阪の移動に限らず、高速バスの移動には新宿を経由することが多いです。
これは新宿駅付近にバスタ新宿という高速バスのターミナルがあることが大きいのですが、従来から新宿発着の高速バスは多かったですね。
新宿駅は都内の移動においてもターミナル駅といえる存在ですので、ここにくれば都内はもちろん横浜方面、大宮方面、成田空港方面の移動手段も確保されています。
高速バスの移動については、移動そのものの時間がかかってしまう上に、鉄道ほど定時性にすぐれておりません。
そのため昼行の高速バスの場合だと予想以上に時間がかかってしまう可能性があります。
しかし夜行バスの場合、渋滞しない時間帯での移動が大半ですから、定時制はある程度は確保されます。
それでも移動時間そのものは長くなってしまいますが、そこを睡眠時間にあてることでデメリットを逆手にとることも可能になりえます。
もう1つ夜行バスがもつ大きなメリットは、コストもありますが移動先での活動時間が大きく取れることでしょう。
東京と大阪、どちらにおいても前泊をすることなく早朝に到着することになるので、体力のある方なら金曜日の夜に旅行を始め、土曜日は1日中旅行先で遊び、土曜日の夜にまた夜行バスに乗り日曜日の朝に戻るという、0泊3日といった弾丸旅行プランを組むことも可能になります。
夜行バスの移動ではぐっすり休めないという方もいらっしゃると思いますが、そんな方向けでも個室を備えた夜行バスが展開されるようになりました。
東京と大阪は高速バスの選択肢が非常に多く、コスパ重視の低価格プランから快適な移動が可能な高級プランまで幅広く展開されています。
コスパはほかの夜行バスと比べて落ちますが、その質感を味わってみたいし、旅行時の荷物を減らすことができそうで旅行先の移動が快適になりそうに感じられるからです。